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都内にある実家から「ガラスの靴」へ来た理由

花壇

こんにちは。東京でフリーランスのライターをしている23歳のケロです。私は実家が都内にあるのですが、つい1ヶ月ほど前、念願叶ってガラスの靴に引っ越してきました。

こう書くと「両親とはあまり仲が良くないのかな?」と、思われるかもしれませんが、全くそんなことはありません。むしろ、私が新卒フリーランスとして働くことを受け入れ、いつも一番に応援してくれている、大好きな父と母です。

では、なぜ私が「実家を出たい」と、強く思うようになったのか。まずはそんな話から、ぽつぽつと書いていきますね。

実家を出たかった理由①家族と生活リズムが合わなかった

私が「実家を出たい」と願うようになった一番の理由は、家族と生活リズムが合わなかったことにあります。特に今でも後ろめたく感じているのは、今年の春の出来事。

当時、WEB媒体の仕事に加え週刊誌の仕事をしていた私は、タイトなスケジュールの中、自室に何日も引きこもってキーボードを叩いていました(もちろん自分が未熟なせいで、効率よく仕事が進まなかったというのも大いにあります)。

睡眠時間は数えていませんでしたが、打ち合わせや取材に行く前だけ、2〜3日にいっぺん風呂に入る、といった生活をしていたのは確か。私がまったく部屋から出てこないことを心配して、母が1階のリビングから2階の私のケータイに電話をかけてきたことが忘れられません。「トイレには行っているから大丈夫だよ」そう返すのが、申し訳なくて、でもそれ以上うまいセリフを考える余裕もなくて。「心配をかける娘でごめんなさい」と、言えなかったけれど、本当は思っていました。

働き方を見直した今の私は、当時よりずっと時間にゆとりのある生活をしていますが、それでも毎日規則正しい時間に就寝し、食事を摂っているとは断言できません。せっかく母が作ってくれた夕飯を、家にいるにも関わらず、家族と食卓を囲んで食べられないことは、本当に心が痛いのです。「明日の朝、時間があったら食べるね」と言って、私の分のハンバーグだけが、いつまでも冷蔵庫に取り残されている光景は、本当に後ろめたいのです。

家族と生活リズムが合わない。

正直、4年間居酒屋でアルバイトをしてきた私にとって、それは大学生の頃から当たり前のことでした。ただ5年目にして、社会人になって、コップから水が溢れてしまうみたいに突然、その罪悪感がやってきたように思います。

家族と暮らしているのに、空気みたいで、そのくせ負担や心配だけかけて。誰に責められたわけでもないのに、私はだんだん実家にいることがしんどくなってきていました。

実家を出たかった理由②自立している姿を見せて安心させたかった

私が「実家を出たい」と思っていた二つ目の理由としては、「自立した生活をして、親を安心させたかった」というのがあります。

やはり新卒フリーランスという立場である以上、直接言われることはなかったものの、親には収入の不安定さを心配させていたと思います。そういった意味では、雑誌に自分の担当した記事が載ること、その記事がテレビで取り上げられることは、親にそれなりの安心感を与えていたと思うのですが、正直私はもう、だいぶ消耗していました。なにか他の形で、親を安心させたかった。

そうして選んだのが「実家を出て暮らす」という方法です。

ガラスの靴で

実家にいれば、毎日おいしくて栄養バランスの整った食事が出てくるし、洗濯物は勝手に乾いて戻ってきます。大好きな両親と、最近やっと仲良くなってきた弟と、宇宙一かわいい犬もいます。

それでも私は、ガラスの靴にやって来ました。

罪悪感に絡まった、自分の「やりたいこと」を放してあげるために。「もっと頑張ってみたい」「やれるとこまでやってやりたい」という、自分のワガママを叶えるために。

いつか家族を、お城の舞踏会に招待したいな。

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